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やっぱりテキストが充実していないと

行政書士など、通信講座の教材にcdやdvdはもう時代遅れになってきているのかもしれません。
これからはオプションになることは間違いないのですが、スマホやタブレットなどを使った講義が始まるかもしれません。とはいっても実際に講師がリアルタイムに講義をするわけではありません。
そのような動画に受講者がアクセスして必要な講義を受けるという仕組みです。
スマホやタブレットを無償でレンタルするという手法もできるでしょうし、すでにこの仕組みが始まっている通信講座もあるのです。

それでも、cdもdvdもスマホも関係ないという人もいます。それは勉強するのにそのような教材は邪魔ということです。確かに自分でも黙々と勉強をするタイプの人であれば途中で立ち止まってdvdなどの動画を見てもそれほど意味があるように思えないかもしれません。最初はともかくテキスト偏重になるのは初学の後ですから受講も2回目以降になってからが多いようです。

通信教育の大手であるフォーサイトではテキストのみの教材は販売していないようですが、この場合は教材の中でも安価なcd付属の教材を選んで後はテキスト重視としてもいいかと思います。行政書士の資格をとる勉強は、黙々と暗記していくことが多く事例集などもポイントを覚えておくことで実際の出題の際に大いに役に立ちます。やはり勉強となるとテキストベースがもっとも身につく勉強法なのかもしれません。行政書士の資格を取るための勉強としては一番適しているのがテキストのみの勉強といえるのです。

理想の通信のランキング

行政書士を、ゼロの段階から受けるにあたっては、通信講座を活用した勉強法をとることがほとんどの場合は無難だといえます。
前のページ で、通信講座を5タイプに分けて、どんなタイプが受験者の多数派に合いやすいのかを検証しましたが、そこでいちばんおすすめしやすいと証明された「通信講座受講者の状況に合った開講方針をとっている会社」の講座をさらにランキング化してみましょう。


行政書士通信講座ランキングNo.1:フォーサイト

  • 講座を組み合わせても(基本の講座のほか、過去問重視の講座があります)10万円を大きく下回る価格設定になっている
  • CDやDVDがあり、さらにDVDがWebサイト経由で視聴できるようになるなど、教材の便利化が著しい
  • DVDがオリジナルのセット撮影によって制作されており、インパクトのある映像で何時間でも勉強可能(飽きないと同時に、飲み込みの早さが向上するというよさがあります)
  • テキストに鮮烈なカラーが何種類も、それもどのページにも使用されており、文章も図解もわかりやすさがいっそう高められている
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行政書士通信講座ランキングNo2:クレアール

  • 最新版は「Vラーニングシステム」を採用し、コンパクトな講座を艇的に配信して、手軽な勉強をする機会を与えてくれる
  • マルチデバイス化が進み、多様な機材で再生できるWeb(動画)通信はもちろんのこと、音声ダウンロードやDVDもオプションで用意して、受講者の需要に広く対応している
  • テキストや問題集等も、他のスクールや通信講座と比べてもそん色ない構成になっている(とはいえ、読みやすさ等ではフォーサイトに一歩を譲るため、この順位になりました)
  • 費用に関してはゼロから学ぶなら、10万円を超えることは覚悟したほうが無難
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行政書士通信講座ランキングNo3:ゼミネット

  • とにかくリーズナブルで、半年のコースであれば4万円以下に抑えられるチャンスあり
  • 動画の配信に特化した会社でもあるため、映像の質は高い(重要部分のクローズアップも驚くほど洗練された技術で盛り込まれてきます)
  • 自社内でテキストや問題集等を(PDFのドキュメントは除外して)制作せず、残りは市販の商品を採用して代用……とする点は意見が分かれるところ(もちろん世評の高い商品を指定するため、使いにくいことはありませんが……、特に問題演習等が手薄であるという感想を持つ人も毎年出ています)
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こちらのページ で紹介した、昨今安定した人気を博している3社についてのランキングです(日々進化を繰り返しているため、また入れ替わる可能性はわりと高いでしょう)。
総合的な比較をした結果上記のランキングとなりましたから、今から行政書士の通信講座を使う気がある方には、かなり即効性のあるランキングだといえるでしょう。

通信専門の講座(独自の方向性)

行政書士の通信講座は、メジャーな業者をチェックしてみておも、すぐに10以上が検索で出てきます。それだけ、行政書士の勉強法として正当に評価されていることの証ですが、その数ある中から1社を選ばないといけませんね。
そこで、いくつかの種類に分けて説明しましょう。
ここでは、通学講座とは違う特色が目立つ行政書士通信講座の特徴を説明します。

※通信講座中心の会社も意外なほど多く、探すとわらわらと見つかる時代です。そんな通信講座中心の会社の行政書士講座も、種類分けをすることができます。通信ならではの特性をめざしていると考えられる講座の代表例としては、クレアール、フォーサイト、ゼミネット……等がありますね。


通学にない特性が目立つ行政書士通信講座に見られる、指導の特徴とは?

通信講座を使いたいと考える受験者の立場をよく考慮している(在宅学習に特化したスタイル)点が特徴です。
時間をかけずに、最短スピードで合格できる学力を身につけさせようとする特徴が(他の通信講座やスクールにも共通していますが)さらに強く出されています。

また通信講座という、スクールと違って目の前で教えられないという弱点を補うためのアイデアが見つかる点も無視してはいけないでしょう。


通学にない特性が目立つ行政書士通信講座に見られる、教材の特徴とは?

何といっても、映像型の教材が格別のステイタスを誇っています。
自宅ですべてを学びとれるように、オリジナリティあふれる映像の制作に余念がありません。講師のカメラを大きくとらえる撮影方針と、背景に図解やテキスト等のポイントを拡大表示する編集方針が、理解しやすくて飽きないという二大特徴を発揮しています。

テキストや問題集は、会社によってわりとばらつきがあるかもしれません。
テキストについても見やすい説明を心がけているのが、フォーサイトです(各部分が、鮮やかな原色で上手に強調され、一発で要所に気づけるようになっています)。いっぽうでゼミネットの場合は独自のテキスト等を用意せず、PDFのみでレジュメを配布します(物足りないという意見はやはり一定数持ち上がっています)。


通学にない特性が目立つ行政書士通信講座に見られる、予算・費用の特徴とは?

予算は総じて安めですが、かなりむらがあります。(クレアールのように、同じ会社内でも4~5万円くらい変わることもあります)。かなり高めでも15万円くらい、平均して5万円から10万円の間ということが一般的です。


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挫折を避けるための極意

行政書士の勉強法で大事なことは、テキストと過去問にバランスよく取り組むことで、合格に欠かせない知識から優先的に頭に詰め込んでいくことです。

とはいえ、その方法をなかなかうまく実践できないという受験者も毎年続出しているようです(不合格者の人数を確認すると簡単にわかりますが……)。
勉強時間にも限りがありますし、行政書士の基本の勉強法をうまく軌道に乗せるためのコツをここで何気なく紹介しておこうかと思います。

・勉強時間の計画を立てるだけでなく、テキストを読む範囲も大まかにでも決めてみる
テキストや参考書を読むにあたって、特に最初のうちは「この日は、ここからここまで」「この日はこの科目のこの部分を」なんて具合に決めておき、なるべくそのペースで読み進めていくべきです。
言い換えると、よくわからなくても、最初のうちは立ち止まりすぎてはいけません。

※一度決めたペースやノルマに極端に縛られすぎることも禁物ですが、ある程度ざっくりと、読み進む量や速度を決めることは、今ではもう王道の行政書士勉強法のひとつになっています。

・テキストも過去問も、何回も(何周も)するように計画する
最初のうちはわからなくてもどんどん進むのは、あとから戻ってくるためでもあるのです。過去問をやったり、全範囲を読んでから戻ってきたりするうちに、書いてあることがおぼろげながらも理解できるようになっていくのです。

・必要に応じて、過去問や問題集から取り組む部分をつくる
なかなかわからない部分はどうしても出てきます(それは、初期段階でも起こりますし、勉強が進んでからでも起こるものです)。
状況に応じて、「過去問をやって(解いて)みて、解説を読んで、さらにその部分をテキストや六法から探して読む」という手を使ってもOKです。この方法もやりすぎないほうがよいですが、立ち往生しそうなときは救いの手になることがよくあります。

※特に、「一般知識科目」の場合は、この勉強法をとって成功した行政書士が最近目立ちます。法令科目とはまったく異なり、一般知識科目の場合は、どんな問題が出てくるのか見当がつかないものです。一般知識科目をやるときは、過去問の内容には特に注意するようにしてほしいと思います。
その意味では、(「情報通信・個人情報保護」に関しては、法令等を最初のうちからあたることも大切なのですが)、こうしたコツはいずれもちょっとした心得程度のものですが、挫折を避ける上では案外とこうした些末な勉強法が、行政書士受験者の進路を決定づけることが少なくありません。

勉強時間の分け方

行政書士の勉強法においては、勉強時間を有効に活用する方法を自分のものにしないことには、合格は遠ざかってしまいます。

ここで行政書士試験日までの「全体的な勉強計画および勉強法」のアウトラインを提案しておきましょう。

行政書士の受験に費やせる期間は、受験者ひとりひとりでバラバラですが……
勉強時間全体を2~3期に分割することが、どんな人にも自信をもっておすすめできる勉強法です。

第1期 行政書士の試験内容を要領よく吸収する時期(俗にいう「インプット」の時期)

  • 行政書士の全範囲をくまなくカバーする(テキストを全範囲、よくわからなくても目を通しましょう)
  • 過去問も、おろそかにせずにテキストと並行して進めていく(最初のうちは、全範囲について傾向を知るために利用することを意識しましょう。まだこの時期なら、解答の時間はあまり気にしなくてもOKでしょう)
  • 特に、試験範囲に偏りが出ないように意識する(法令科目だけでも相当にたいへんですが、一般知識科目も後回しにせずに、早いうちからはじめる必要があります)
  • 法令科目に関しては、順番を意識してもよい(憲法からはじめると、法令の仕組みを理解できるため妥当です。重要性を考慮するなら、行政法関連や民法はその次にはじめていくとよいでしょう。行政法に関しては、「行政法の一般的な法理論」をはじめにやると残りを理解しやすくなるチャンスを持てることが多いですね)
第2期 行政書士の試験問題を解く力を養う時期(俗にいう「アウトプット」の時期)
  • 身につけた知識を、試験のときに発揮できるような予行練習を意識する(過去問を、時間をはかってやるようにしていきましょう。また、余裕があれば予想問題集や練習問題集等に手を出してもかまいませんが、あくまでも過去問全範囲を何回かやってからにしたほうが無難です)
  • 問題演習から、弱点を克服する方法や埋め合わせをする方法を検討する(できない部分はテキストや六法等の参考書を使って精力的に埋めていくことです。また、行政書士試験は「法令科目」「一般知識科目」でそれぞれ合格ラインがあるものの、科目別の合格ラインはないため、得意な科目でカバーできるかどうか、多少ならシミュレーションしてもOKです……ただしそれに依存することは厳禁ですが)
第3期 行政書士の勉強法を完成に近付けていく時期
  • 問題演習を徹底して繰り返す(テキストや参考書の読み込みは、この段階ではすでにあらかた終えているのが理想です。つまり、テキストの類は知識の補完を主目的にするという意味です)
  • 苦手な部分をカバーする最後の努力を行う
  • ノートをまとめ上げるなど、試験日に備えた準備を行う
3分割することが理想ではあるものの、たとえば5ヶ月に満たない勉強時間しか持てない行政書士受験者もいるでしょう(試験の申し込み終了のぎりぎりで申し込んだ場合等は、2ヶ月あるかないかなんてこともあります)。
行政書士試験を間近に控えて、勉強時間が非常に短い場合は、第3期を持つことはいったん放棄して、第1期と第2期に全力投球するような姿勢が求められるでしょう。

テキストや参考書の極意

行政書士の勉強法を考えるなら、参考書やテキストを抜きにしては語れないでしょう。
参考書やテキストはたくさんありますしたくさん使うこともできますが、行政書士の勉強法においては、メインで使うものは1種類にしてそれに専念することが無難なやり方といえます。

行政書士の参考書・テキストとしては次のようなものが人気を博しています。
(実際に、「どんな参考書・テキストだったら、行政書士の勉強法を助けてくれますか?」「本屋さんで買える本を知りたいです」と質問されたら、以下の書名を持ち出すことが妥当な回答となります)。

  • 「うかる!行政書士」シリーズ(日本経済新聞出版社)
  • 「うかるぞ行政書士」シリーズ(週刊住宅新聞社)
  • 「らくらく行政書士」シリーズ(週刊住宅新聞社)
  • 「行政書士一発合格」シリーズ(TAC出版)
  • 「出る順行政書士」シリーズ(東京リーガルマインドLEC総合研究所)
……etc.

※その他、「ダイエックス行政書士試験対策プロジェクト」から刊行されているシリーズ(各参考書・テキストの名前はバラバラ)も、同様に行政書士受験者の間で「いい勉強法」を確立できるといった意味で大好評を集めています。

こうした「折り紙つきの、行政書士の参考書・テキスト」がいい点とは……?
  • 不特定多数の読者を予定した本のため、平均的な人が読んでもわかる文章で書かれている
  • ページ見開きで、各項目のコツを文章・図解で時間をかけずに飲み込めるように工夫していることが多い
  • 頻出範囲を中心に構成し、それと同時に試験範囲全体について抜けのないページ割りとなっている。
しかしこうした市販のテキストを、よく自身の目で確かめずに買うのは
賢明だとはいえません。相性があるからです。

その他、懸念点としては、
  • スクール等の講師が出しているため、スクール等の受講に誘導する目的も込められている(実際に、受講したほうがよりよくわかることも事実です)。
  • メインの本だけではなく、どうしても他の参考書籍もどんどん買っていかないといけないことが多い(問題集も必要ですし、試験範囲全体について手ぬかりのない対策をするならこれはやむを得ないことですが)
ここで、あまり世間で顧みられることが今まで少なかった、テキスト・参考書選びのポイントを書き出してみましょう。
  • ライフスタイルに合わせて、書籍のサイズや分量に注意する(情報量がたっぷりとあって、説明がわかりやすくても、自分の生活に合った使い方ができないと息詰まりかねません。たとえば、外出中も勉強するなら、1冊で分厚くて重いものは無益ですね)
  • 文章と図解をセットにした説明をするだけではなく、さらにヴィジュアルにこだわったつくりになっている(たとえば、モノクロ印刷の場合は無機質に見えて、だんだんと集中が落ちやすくなります。最近は2色刷りも増えていますが、さらにカラフルにつくられているほうが有効です)
以上の点も足して、行政書士のテキスト・参考書を選ぶようにすることが勉強法全体への
影響を考えても、無難なやり方だといえます。

※行政書士のテキスト・参考書は、勉強法と最初から深い関係がありますが、ここでは最初から、シリーズで購入する方法をおすすめします。上のほうに、「学校に誘導する目的」について書いていますが、最初から専門の学習機関が用意した参考書・テキストのシリーズを手に入れられたら入れるほうが無難だと思われます。

過去問の極意

行政書士のベストの勉強法を研究するとき、避けて通れないのが過去問の確保と活用でしょう。
ある意味で、メインのテキストより大切だといえます。

過去問を、本屋さんやネット通販で購入したいという人がよくいますが、その場合なら、参考書・テキストのページ で説明したように、次のようなシリーズの過去問が、(やはり行政書士の勉強法においては)王道といえます。

  • 「うかる!行政書士」シリーズ(日本経済新聞出版社)
  • 「うかるぞ行政書士」シリーズ(週刊住宅新聞社)
  • 「らくらく行政書士」シリーズ(週刊住宅新聞社)
  • 「行政書士一発合格」シリーズ(TAC出版)
  • 「出る順行政書士」シリーズ(東京リーガルマインドLEC総合研究所)
……etc.

※ただし、「過去問題集」と銘打っていないこともある点に注意しましょう。総合的な問題集やテスト集となっていることも多いです。

これらのメジャーなシリーズの過去問でも当然OKですが、行政書士の勉強法を真摯に考えるなら、過去問もよく目を通して買わないといけません。
中身をろくに見ずに買う人が、わりと過去問に関しては多いですが、それは正しい行政書士の勉強法とはいえません。

なるべく次のような点にこだわって選びたいものです。
  • 解説にむらがない、すべての選択肢等について解説してくれる(解説が親切に書かれていることは当然必須ですが、それだけではありません、行政書士試験の大半を占める選択問題については、間違いの選択肢についてもその根拠を述べていること、そして記述問題についても解説が豊富についていないと、参考になりません)
  • 問題の難易度が書いてある(これは過去問をやるときに助かる点です。いきなり難問に取り組もうとしても無理がありますから、易しめの問題からやっていくこともできますし、勉強法にメリハリが出てきます)
  • 問題を解くときの、妥当な時間が書いてある(行政書士試験では何分もひとつの問題に費やすことはできません。どれくらいの時間で解くべきなのか書いてあると、予行練習にいっそうの弾みがつきます)
  • 年度ごとや、科目ごとに過去問を手に入れることもできる(年度ごとにまとまっていると、当然予行練習するときに特に便利ですが、科目ごとにまとまっていれば、科目ごとの研究が楽になります。
余裕があれば、過去問は2種類くらい手に入れてもかまわないでしょう
……もちろん、各種類をじっくりとやりつくす必要はありますが)。

なお、過去問(や、その他の問題集)は、メインのテキストと異なり、これと決めたものをずっと使う必要はあまりありません。余裕ができたら他の品に手を出してもよいでしょう。

※行政書士の過去問では、ただで配布されている種類もインターネットで探せば簡単に見つかりますが、これらはその出どころ(どんな人が編纂しているのか?)に注意しましょう。やはり、正確な情報だという確信が持てないうちは手を出すべきではないです。

六法の極意

行政書士の勉強法を求める人は多く、さまざまな教材が提供されていますが、六法については「どれくらい必要なのか」「どうやって使ったらいいのか」それらの点がしばしばちょっとした論議を呼んでいます。

行政書士の勉強法は数々考案されてきましたが、共通して必須とされる教材は、テキストと過去問です。六法となると意見が分かれることがありますが……
ここでは六法については、行政書士の勉強法においては
「最初から用意しなくてもOK」「ただし、あると助かる場面はいずれ増える」
という回答をしたいと思います。

行政書士の勉強内容は、法令に関することが山盛りとなっています。
親切なテキストは、いちいち法令の条文を読者が読まなくてもよいように、わかりやすく噛み砕いてくれているのですが、それでも「条文を参照したほうがいい場面」はときおり発生します。
そういったときに、条文にはどんな書き方がされているのか、確認するために六法の出番も誕生するわけです。

とはいえ、オーソドックスな六法全書は、大学の法学部等の出身者ならわかるかもしれませんが、とても重くて分厚く、使いやすいものではありません。
しかもその大半は、行政書士の勉強法にほとんど縁がない部分ばかりです。

六法を手元に置きたいなら、行政書士の勉強法専用に編纂された、特殊な六法(「ミニ六法」と呼ばれることもしばしば)を探したほうが無難でしょう。
行政書士の試験範囲に関連した部分だけを抜粋しているため、無駄がないばかりか、かなり軽量で、めくったり移動したりするときに疲れなくて済みます。

なお、六法は行政書士の勉強法においては、
「最初から最後まで、メインのテキストや過去問の情報の裏付けを取るために使うもの」です。
条文から理解をすることが目的ですから、むやみやたらと条文を暗記しようとしたり、書き写したりする勉強はする必要がありません(真面目な受験者の中には、そうした方法を取ろうとする人がいますが)。
憲法のような科目の勉強法については、条文を深く理解する必要が確かにあるものの、テキストや過去問と連携させて、理念を正確に理解するだけでじゅうぶんです。

※なお、六法がなくてもじゅうぶんに合格力を身につけられるように、構成されている教材一式を届けてくれる講座も、現在なら各種開講されています。そういった六法なしでもパスできる勉強法をとるのも、行政書士の受験ではアリです。

その他の教材の極意

行政書士の勉強法では、
テキスト・問題集(過去問ほか)・六法……
と、参考書類や教材の類が各種必要になります(なくてもよいものもけっこうあるのですが)。

言い換えるなら、「行政書士の勉強法を考える上で、なくてはならない教材」ではなくても「行政書士の勉強法を考える上で、あると助かる教材(あるいは、使い方によってはおおいに役立つもの)」がいろいろとあるご時世なのです。

では行政書士の勉強法において、個々のライフスタイルに合わせて取り入れる価値のある教材をいくつかまとめてみましょう。

・過去問以外の問題集
過去問に比べれば優先度は劣りますし、時間がないときに無理にやる必要はありません。
しかし時間があるなら、数種類入手してもいっこうにかまわないでしょう。
「答練」「実力テスト」といったネーミングのものも珍しくありません。

・ガイダンス・パンフレット・入門編……として使える資料
行政書士受験全体の手ほどきとして使えるタイプの冊子が最近はよく出ています。
マンガとなっていることも多いですね。まったく行政手続きや法令にまつわる知識がなく、テキストについていける自信がない場合は最初に使うのも悪くありません。

・CDやダウンロード型音源といった、音声を再生する教材
昔はカセットが主流でしたが、その後CDに代わり、現在はWebからDLして好きな再生機材に入れて使うタイプが主流です。
いずれにしても講義を耳から聴くことができます。

特にありがたい点は、出先でも簡単に使えること、それも場所を取らずに使えることですね。イヤホンがあれば、立っていてもバッグの中等からつないで再生できます(電車やバスの中でも使えるわけです)。

・CD-ROMやDVD,あるいはストリーミング動画といった、映像を再生する教材
講師が講義をしている姿を撮影したものです。
これは、スクールに直接足を運ばない、運べないときに重宝します。
テキストや問題集と連携したものを選ぶと、テキストや過去問の内容をただ読むよりも数倍はわかりやすくなる傾向があります。

できれば、再生機材が豊富なものがおすすめです。
ノートPCでも再生できるものが数年前から増え、さらにこの1~2年で、タブレット端末やスマートフォンでもWebサイト経由で再生できるタイプが増えました。
これらを使うと、外でも再生できるため、たとえばファーストフード店等でも勉強場所に早変わりすることになります。

・メールマガジン
受験に関するデータや法改正の内容、あるいは一般知識科目の情報をはじめ、さまざまな最新の情報を絶えず手に入れられるという意味では最適です。
行政書士受験者向けのメールマガジンも増えていますし、中には格安、あるいは無料なのに優秀なものもありますから利用するに越したことはありません。