5月 2016 archive

行政書士の通信講座、最新型の会員制サイトの使い道

行政書士の通信講座は、年々テクノロジー面で進歩しています。少しずつ違いがあるとはいえ、たとえばマルチデバイス化は着々と進んでいますね。

講義映像にしても、DVDや指定されたWebサイトでの動画再生だけではありません。たとえばそれらの技術を応用して、スマートフォンやタブレット端末での再生がこの数年であちこちの講座で実現化しています

この動きからもわかるようにWebひとつをとっても、時代はまさにPCからスマホやタブレットに比重が移っているようです。そこで、これらのハードを使った会員制のサイトの拡大に力を入れる行政書士通信講座が近年目立つようになりました。

PCでアクセスする会員制のサイトと、大きな違いは見られないのですが、なんといっても出先で簡単にアクセスできる点が大きいですね。通信の行政書士受講者がどこにいてもアクセスできるということは、学習の機会が大幅に増えるということを意味します。実際にこの機能性を利用して、電車の中で立っているときでも苦労せずにできるような指導サービス(たとえば、一問一答形式の問題演習)を提供しているサイトは、今とても人気を集めています。

こうした動きは、通信の受講者としてはどんどん取り入れていくほうが正解でしょう。行政書士を勉強する時間が増えることになりますし、重たい教材を持ち歩いていないときでも勉強ができるというメリットもあなどれません。

※誤解を避けるために付言しておきますが、テキストや問題集を持ち歩いて行う通常の勉強が、あくまでも行政書士受験の基本です。それと併用する形で、さまざまなスマホやタブレットで利用できるサービスを活かす姿勢がいちばんですね。

行政書士の通信講座、単科の講座の使い道

行政書士の通信講座を受けるなら、講座のバリエーションにも注意して選び、活用できそうな余地があるならぜひ活用したいところ。それが、理想的な消費者精神でしょう。

通信講座は通常、行政書士の全受験範囲をひっくるめてカリキュラムを組みます。どんなに無駄がないカリキュラムでも、数ヶ月は受験勉強に使わないといけませんから、申し込むとかなりのヴォリュームのある教材が送られてくることが普通です。もちろん、費用もそれなりにかかるでしょう。

しかしそのような常識にあてはまらない行政書士の通信講座も存在します。これは、基本となる講座とはまた別に出されるものですね。

それにしても、どうしてそのような単価の講座がつくられるのでしょうか。答えは簡単、基本となる講座では対処できない部分を対処するためにつくられているからです。ほとんどの場合、それは受験者が苦労する部分に合わせて制作されます。受験者がしばしば苦しむ科目だけを特訓する講座であったり、受験者がよく間違える部分の問題だけを対策する講座であったりと、いろいろな種類が毎年出されています

このような講座は、行政書士試験日が迫ってきてから販売がスタートする傾向があります。要するに、受験者が苦手な部分を強化したいと感じたときに、その希望を叶えるために売りに出されているのです。

このような通信講座は実際にとても役に立つことがありますし、取り扱う範囲がとても少ないですから価格もあまり高くなりません。つまり受験者にとっては気兼ねなく申し込めるのです。

行政書士の通信講座を合格率で比較することは可能か

行政書士の通信講座を選ぶときは、何ヶ月も経ってから後悔させられることがないように、慎重に選びたいものです。

そうなったら、申し込み先を決めるときにできるだけ通信講座の比較をしたくなるでしょう。比較の項目もできるだけたくさん決めたいところですが、なかなか比べたくても比べられない項目があります。それは、ズバリ「合格率」です。

この場合の合格率とは、それぞれの通信講座の利用者の合格率という意味ですね。行政書士の合格率は、毎年10%を(めったに)超えないくらい低いですが。それぞれの通信講座を使ったら合格率がどれくらい上がったのか、ぜひ見てみたいもの。

しかし残念なことなのですが、通信講座の合格率はなかなかわかりません。行政書士通信講座の資料は、どこの会社も情報をできるだけ詰め込んでいるものですが、そこの受講者の合格率がどうなったのか、はっきりと書いてあることはめったにありません。

そうなっている背景を探ると、いろいろな事情があることがわかります。

・受講者がそもそも少なすぎた、合格者が少なすぎた、といった問題点があった
・受講生からのアンケートの回収率が著しく悪かった

 (たとえば、落ちた受講者が結果を教えてくれずにそのまま連絡を絶ってしまうといったパターンが多そうです)
・アンケート調査を実施できない事情を抱えていた

合格率の調査には、このように思いのほか多くの障害があるわけですね。

では、合格率を発表している行政書士通信講座に出くわしたら? それは貴重ですね。
異様な数字が書かれていたときは疑わないといけませんが、そうでもないならその通信講座は、受講者へのカリキュラムの質をはじめ、いろいろな面で優れているところなのでしょう