独学という方法について

行政書士の受験を決めて、さて勉強法を決めようというときに、独学という方法を選ぶ人が毎年のように出ています。
最初に書くと、独学で合格する人は、独学受験者の中では何割もいませんから勉強法としては推薦が難しい方法です。

なぜ行政書士を独学という勉強法で受けようとする人が大発生するのかといえば、

  • 思い立ったときにすぐに着手できて、「お手軽」である
  • 実際に、勉強時間の制限が少ない(好きなときに勉強できる)
  • スクール等に通学するときと違い、かかる費用が少なくなる
  • ちょくちょく通学する人のように「スクールを往復するだけで疲れた」なんてことがない
  • 行政書士試験がそもそも、司法試験棟と異なり、「スクールに通わないとほとんど受かるチャンスがめぐってこない」といった難易度の試験ではない
……といった理由があるからでしょう。
特に、費用面で独学という勉強法のよさが光ります(それを最大の動機にあげる行政書士受験者は、実際に顕著です)。

しかし代わりに、独学ではデメリットもまたけっこう出てくるのです。
  • 全部を自分だけで決めるため、脱落したりあきらめてしまったり……という結末も多い
  • 全部を自分だけでやらないといけないため、わからないことを調べるときに時間が相当かかってしまう(正しい理解をできていない、という事実になかなか気づかないパターンも目立ちます)
  • 全部を自分だけでやらないといけないため、教材等を集めていると時間のほかに費用も(思ったより)かかってしまうことがある
  • 適正な受験対策、および最新の受験対策ができない可能性が高い(特に、法改正の影響に関しては無視できません。法改正の直後に、その内容が盛り込まれた教材を買いに行かないといけない……なんてことになるわけです)
  • 行政書士の試験は、独学という勉強法でも受かる人が毎年実際にいることはいるものの……全体の合格率が毎年常に低めで、独学合格者の数は非常に少ないと考えざるを得ない(独学で受かったにしても、2回以上受けている例も当然入ってくるでしょう)
こうして対照させたら、独学という勉強法はギャンブルのような、行政書士の受験では「一か八か」といったニュアンスがあり、無駄の多い方法だということがわかってくるのではないでしょうか。

※独学は、スクールに通い続けることの正反対の方法で、正反対のメリットがあることから注目されるのですが、今だったら、両方の折衷案ともいうべき通信講座の利用も簡単です。独学で挑むことにはくれぐれも慎重になるべきでしょう。

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