挫折を避けるための極意

行政書士の勉強法で大事なことは、テキストと過去問にバランスよく取り組むことで、合格に欠かせない知識から優先的に頭に詰め込んでいくことです。

とはいえ、その方法をなかなかうまく実践できないという受験者も毎年続出しているようです(不合格者の人数を確認すると簡単にわかりますが……)。
勉強時間にも限りがありますし、行政書士の基本の勉強法をうまく軌道に乗せるためのコツをここで何気なく紹介しておこうかと思います。

・勉強時間の計画を立てるだけでなく、テキストを読む範囲も大まかにでも決めてみる
テキストや参考書を読むにあたって、特に最初のうちは「この日は、ここからここまで」「この日はこの科目のこの部分を」なんて具合に決めておき、なるべくそのペースで読み進めていくべきです。
言い換えると、よくわからなくても、最初のうちは立ち止まりすぎてはいけません

※一度決めたペースやノルマに極端に縛られすぎることも禁物ですが、ある程度ざっくりと、読み進む量や速度を決めることは、今ではもう王道の行政書士勉強法のひとつになっています。

・テキストも過去問も、何回も(何周も)するように計画する
最初のうちはわからなくてもどんどん進むのは、あとから戻ってくるためでもあるのです。過去問をやったり、全範囲を読んでから戻ってきたりするうちに、書いてあることがおぼろげながらも理解できるようになっていくのです。

・必要に応じて、過去問や問題集から取り組む部分をつくる
なかなかわからない部分はどうしても出てきます(それは、初期段階でも起こりますし、勉強が進んでからでも起こるものです)。
状況に応じて、「過去問をやって(解いて)みて、解説を読んで、さらにその部分をテキストや六法から探して読む」という手を使ってもOKです。この方法もやりすぎないほうがよいですが、立ち往生しそうなときは救いの手になることがよくあります。

※特に、「一般知識科目」の場合は、この勉強法をとって成功した行政書士が最近目立ちます。法令科目とはまったく異なり、一般知識科目の場合は、どんな問題が出てくるのか見当がつかないものです。一般知識科目をやるときは、過去問の内容には特に注意するようにしてほしいと思います。
その意味では、(「情報通信・個人情報保護」に関しては、法令等を最初のうちからあたることも大切なのですが)、こうしたコツはいずれもちょっとした心得程度のものですが、挫折を避ける上では案外とこうした些末な勉強法が、行政書士受験者の進路を決定づけることが少なくありません。

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